日経

日経新聞を無理なく続けるための読み方を教えます!→正解は全部読まないこと!

就活をはじめたあなたも,晴れて社会人になられたあなたも、

「日経新聞を読んでおいたほうがいいよ」

「上をめざすなら日経は読まないと」

という言葉は

一度は耳にしたと思います

ただ実際手にとって読んでみたものの

「むずかしくて読みづらい」

「全部読む時間がない」

「読む意味ある?」

と「読むぞ!」と頑張ってみても継続できていないのではないでしょうか

実は、この記事で紹介する「日経の読み方」を実践するとだれでも続けることができます

なぜなら、私も日経新聞を読みはじめた時はまったく理解できず

苦労しましたが実際に実践して続けて読めるようになりました

17年間都内日経専売店で勤務した私が継続するためのポイントを

わかりやすく紹介します

日経新聞とネットニュースの違い

LINEニュース・yahooニュース・グノシー・スマートニュースなど

多くのネットニュースがあります

芸能ゴシップなどの記事も多くおもしろいですよね

私もよく見ます

ただ、ネットニュースの経済記事だと自分がアクセスした情報を読むので

インプットする知識がかたよってくることと

「”今”世界・日本で注目されている情報や重要度

わかりにくい点があります

宅配の日経新聞だと経済に関連付けるいろんな記事が目に入ってくるので

情報のかたよりが減ってきます

また、記事の場所や文字の大きさで重要度がわかるため

“今の”世界・日本の経済、問題点など多くの重要な要点を把握できます

はじめての日経新聞はあえて宅配がおすすめ

「はじめての日経」で日経電子版をおすすめしない理由

日本経済新聞には従来からある紙版の日本経済新聞とWeb版の日経電子版があります。

日経電子版は1日約1,000件毎日配信される記事を読むことができ

数多くの記事の中から検索したり、記事の保存もできるなど

多くの便利な機能があり非常におすすめできます

しかし、日経をはじめて読む方にはあえて日経電子版をおすすめしない理由が3つあります

  1. ネット記事のように分単位、時間単位で更新する情報は宅配の日経新聞より情報量が多すぎて何が重要な情報かわかりずらい
  2. 多くの記事の中から選んで読んでいるとどうしても興味があり理解できる記事を選択してしまいジャンルがかたよってくる
  3. 電子版レイアウトはスマホ・PC・タブレット用に設計されているとはいえ画面の大きさは限られており一度に見える範囲が狭く経済全体の概要をとらえるのに時間がかかる

これらの理由により「はじめての方」への日経電子版はおすすめしません

宅配の日経新聞をおすすめする理由

トップ面から二面、三面へと重要で注目度のある情報順にレイアウトされ

文字やタイトルの大きさでも重要度が表されており見ただけでわかる

また、掲載できる情報量が限られていることで逆に政治、経済、社会、文化など多岐なジャンルの情報が選別され重要な記事だけが掲載されています

それら選抜された記事を大見開き2面もの広範囲な紙面の一覧性により

短時間で効率的に多くの見出し(情報)を理解することができます

※さらに宅配の日経新聞限定のサービスも!

宅配の日経新聞を『日経ID決済』(クレジット)でお支払いすることで

月額料金は変わらず【紙面ビューアーアプリ】を無料でご利用になれます

このアプリは日本経済新聞朝刊・夕刊そのままの見え方を

スマホで見ることができ、過去30日間見ることができます。

つまり朝に大きな紙面ですばやくチェックした後は

紙面を30日間分スマホで持ち歩けるということです

これらの理由によりはじめての日本経済新聞は『宅配』をおすすめします!

「日経ID決済(クレジット)?」「販売店クレジット?」日経販売店のお支払い方法をご紹介します!
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日経新聞をなぜ読むの?

日経新聞を読む理由

  • 日本・世界の政治、社会、文化、経済全体の概観を知ることができる
  • 社会人としてビジネスマンとして最低限の常識が身につけられる
  • 企業経営者が目を通している、または日経も読んでいる割合が高いので幅広い年齢・属性の方と話題を意見交換できる

日経新聞は世界・日本の経済が今どうなっているかの情報を

手に入れることができますが

日経新聞を読むことで就活の内定が保証されることはありませんし

専門職の人が必要とするような深く詳しい情報は得られません

就活にしろビジネス力にしろ「日経だけ読んでいれば確実」

といったものは存在しないのです

あくまで就活・ビジネスアップの一環だと心得て読みましょう

読む目的を明確にする

日経を読む目的を自分の中で明確にすることが

日経新聞を続けていく上でとても大事になります

そこで、就活準備の一環として日経新聞を読みはじめたみなさんを例にお話します

日経新聞を読み経済全体の概観を知ることで

どんな業界が今厳しいのか、勢いのある業界は

日本・世界経済の方向性は、というようなことがわかります

様々な企業の情報を知ることで

「衰退していく」業界を就職先に選ぶのを避けることができます

逆に今まで知らなかった企業・業界も知ることもでき

志望先を広げることもできるでしょう

すでに希望の企業を決めている場合も早い段階なら軌道修正できます

また、日頃から経済の流れに目を向け、

新聞の情報から未来の経済を想像し

自分の意見を持つ(意思決定できる)ようになれば

将来ビジネスマンとしてひとつ上にいくはずです

日経新聞を続けるための読み方

学生のみなさんや新社会人のみなさんは多くの時間を本業に使うべきで、

あくまで新聞は短時間で効率的に全体を把握するものであるということです

最初に、新聞は「全部読まなければ損」というマインドを捨てましょう

1. 全体を流し読み!

新聞は『見出し(タイトル)』”結論・重要な情報”➜『リード(前文)』”記事の要旨をまとめた文”➜『本文』”詳しい説明” の順番で構成されています

一面から順にすべての見出し(タイトル)だけをざっと目を通していきましょう。

はじめは理解できない見出しもあると思いますが気にせず全体の見出しを見てください

理解できなくても頭の片隅には残っていきますので毎日読んでいくことで理解が深まっていきます

まずは1つ1つの記事を読み込むのではなく少しでも多くの情報を見ることが大切です

逆に理解できる記事や好きな記事だけを読んでいると情報はかたよってしまいますので注意しましょう

時間と余裕があれば、気になった見出しのみ→リード文→本文 と読んでみる

見出し(タイトル)だけでも毎日読むことで

“今の” トレンドや経済の流れが徐々にフワッとわかってきます

このフワッとわかってくるまで続けることが重要なのです

2 . 時間がない時でも必ず目を通すところ

一面トップはその日最も重要だとプロが選んだ記事です。必ず読んでください

一面の左下にある日経平均株価、円・ドルもチェックします

毎日確認することで変動幅が大きいのか小さいのかの判断がわかってきます

きょうのことば」はその日のニュースからわかりにくい用語を説明してくれています

すでに知っている内容ならスルーしてください

知らない内容なら読んで知識をインプットしましょう

3 . 未来を意識する

フワッとわかるようになり続けられるようになったら

もう一つ先にいきましょう

毎日全体の見出しをみると頻繁に出てくる「ワード」がないでしょうか?

「バイデン大統領」「5G」「デフレ」「自動運転」「AI」「loT」など

これらのワードは世界で注目されているテーマであったり

問題であったりします。

そこで、目に留まった記事がどう展開していくか想像力を働かせ先読みしてみます

正解はありません!自由な発想で先読みしましょう!

まとめ

日本経済新聞の料金

  • 日本経済新聞 月額4,900円(税込) 【1日換算で約163円】
  • 日経電子版 月額4,277円(税込) 【1日換算で約143円】
  • 日経Wプラン 月額5,900円(税込) 【1日換算で約197円】

日経Wプランは宅配の日本経済新聞と日経電子版の両方を見ることができます

1日換算でくらべてみるとそんなに差はないです

缶コーヒーより少し高くスタバよりは安い感じですね

まずは「TRY! 日経」より1週間無料トライアルしてみてはいかがですか?

日経新聞が1週間自宅に届きますので試し読みしましょう

まとめ

  • はじめては紙の日経新聞
  • 自分の中で日経新聞を読む目的を明確にする
  • 新聞は「全部読まなければ損」というマインドを捨てる
  • わからなくても良いので見出し(タイトル)の全体をざっと見る
  • 気になる見出しの本文を読む
  • 頻繁に出てくる「ワード」に注目
  • 円・ドル・きょうのことば
  • 記事を読みこれからの展開を想像してみよう
  • 毎日継続して読む

今回の読み方を実施する時間は朝の20分〜30分を確保するだけ

さあ!明日からは30分早起きして新聞を広げてみましょう

いつもより30分早く出勤してみるのもいいかも

お気に入りのカフェで

コーヒーやハーブティーのいい香りにつつまれながら

日経新聞を広げるのもいいですね

ではまた。